中程度の悪化のさなか(脱ステ8年)

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今年で脱ステから8年になります(2023/08)。ここ数ヶ月は、目立った改善もなければ目立った悪化もない。小康状態といえばそうという期間でした。ですが8月も後半になってやっと(やっとというと待ちわびていたみたいな言い方ですが違います)悪化をしだしました。一番ひどかった3年前の初夏とおよそ同じ場所が、程度は違えど悪化している感じです。主に上顔面、デコルテ、二の腕、内ももが悪いです。少し画像を載せます(相変わらず閲覧注意です)。まぁほとんど目につかないブログなので、閲覧注意なんてわざわざ書く必要もないとは思いますが…

まぶたがパンパンになっていて、少し擦ったら浸出液がタラタラと出てきました。
テカテカしているのは全て浸出液です
膝の裏も歩くのが辛くなるくらいに酷くなっています
悪化するつい数日前の顔 乾燥はしているものの割とキレイでした(悪化をしだすと一瞬でボロボロになり赤みもつよくなります)

あと、いつも超乾燥肌で皮脂なんてほとんど出ないのですが、悪化をしだすとなんとなく顔がギトギトしてきます。悪くなっている部位はテカテカしだして触るとベトッとします。浸出液と皮脂の中間のものが顔から出ているように思えます。見た目もなんとなく脂性の人のような顔に近づきます。

何度も書いていますが「ホントに良くなった!」という状態を脱ステ脱保湿をはじめてから8年間、まったく経験していないので、なかなか客観的には書けないです。結局、良い悪いも所詮主観でしかなく、健常者と比べたらあり得ないくらい不健康な状態が8年以上も続いているので。そんな中で鏡で見た自分の姿や体感などで、自分の中で良い悪いを決めているに過ぎません。とりあえず現在は数年前に大悪化した場所に、また湿疹やびらんができていて、数年前には及びませんが生活に支障をきたすくらいにはひどくなっています。生活に支障をきたすというのは「朝ベッドから起き上がるのが大変(全身の皮膚の痛さで)、冷房が異常に寒く感じる(糜爛だらけの体で体温調節がうまくできない)、仕事中などにいきなり足などがピクッと動いてしまう。」などです。これまで悪化をしだすと頑張ってジョギングをしたり食事に気をつけたりしていましたが、やはり悪化をし出してからは何をやっても簡単には治まらない。ということはやっぱり食生活の乱れや運動不足というよりは、すべてがリバウンドだと思っていいような気もします。

それと数年前から出ているデュピクセントという薬について思うことです。治療費は高いがアトピーにかなりの効果があると鳴り物入りで出てきた印象があります。でも結局これもほとんどのケースでステロイドと併用しなければならず、やめたら湿疹がぶり返してきたという体験談も聞きます。やめたらぶり返してきてずっと使い続けなければならないような薬なら、ステロイドと何が違うのですか?と言いたくなります。特効薬で病気を治す薬であるのなら、それを使ったらもう半永久的にアトピーの症状を起こさないようにならないと困ります。デュピクセントを使った患者のおよそ10%に抵抗性がみられて効かなくなる場合があるという記事を見ましたが。個人的に思うのは、やはりアトピーはアレルギーなんかではなく体からの毒素の排泄の過程なのではないかということ。普通の人より胃腸関係や体のろ過能力が弱いか過剰に余ったものをすぐに体外へ排出させようとする体をしているか。自分の体には余計なものだから、それらを一生懸命出そうとしている体に対してそれを妨げようとしても、体がより一層頑張ろうとする(抵抗性)のは当然だと思います。症状にだけ目を向けると、結果を急いで間違えがちです。何事も長い目で見ることが大切かと思います。

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