猛烈な悪化の後、炎症がある程度引いてきた時に気になるのが皮膚の色が黒くなる「色素沈着」と、逆に肌色が白く抜けてしまう「色素脱失」です。
自分もこの5年間で全身のいたる所に「軽度〜中程度?」の色素沈着と色素脱失が起こりました。 特に色素が所々白くなくなっている部分が目立って見た目が悪く、今のところ治る気配はありません。色素沈着が1番目立つのが「首・デコルテ」で、色素脱失が1番目立つのは「手の甲・手首・くるぶし」です。
色素沈着は真皮までダメージがいってなければ何度もターンオーバーが起こるうちに徐々に消えていくと聞きますが、自分の場合は気が遠くなる程時間がかかりそうです。 そもそもまだまだ炎症が出たり引いたりしているので色素沈着と色素脱失の原因である炎症が治らないことには話にならないかもしれません。
何かアプローチが出来るとすれば運動(ジョギングや筋力トレーニング)でとにかく代謝を上げることでしょうか。今の細胞をできるだけ壊して新しくしていくようなイメージで。
脱ステロイド後の炎症があまりに劇烈だったり、期間が長引くとこういう「炎症の跡」がほぼ例外なく残るんだと思います。
かなりの荒療治といえる「脱ステロイド」という治療の中では、こういったデメリットは避けられないのかもしれませんし、皮膚自体がキレイに治ってさえくれれば色素沈着や色素脱失くらい勲章だと思うこともできるかもしれません。そこは考え方次第ですが…
一度深刻なステロイド依存に陥ってしてしまえば、脱ステをしたところでそうそう簡単に健常者のツルツルで色が均一な綺麗な肌にすることは出来ないものなのだなと身を持って感じています。
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