9月も後半、季節の変わり目に入りアトピー患者さんにとっては辛い季節かもしれません。
自分はというとかれこれ2年くらい慢性的に状態が悪いので、正直季節の変わり目でどうこうというレベルではありません。波はあれど基本的にずっとつらい状態です。今は糜爛の範囲こそ減りましたがまだ所々に糜爛があるのに加え湿疹、落屑が顕著で皮膚の突っ張り感も強く常に痛みと痒みと不快感があります。
少し画像を載せたいと思います。
相変わらず全身ほぼまんべんなく炎症と赤みがあり、落屑の量も凄いです。膝裏は夜中の猛烈な痒みで掻きむしると次の日は一日中痛くて曲げ伸ばしが辛く、屈伸してしゃがむことが出来なくなります。「掻かなければいいのに」と言われてしまいそうではありますが、こちらのサイトに辿り着いてしまっている方ならばおそらく、到底我慢のできないかゆみだということは理解してくださっていると思っています。
顔は特におでこと目の周りが悪く、赤みが慢性的にあり夜に数回痒みが襲います。眉尻の痒みが強く、気づくと写真のようにポコポコと皮が浮いています。それと時々額の髪の生え際から浸出液が出ます。
とても人様に見せられる腕ではないので始終長袖を着ているからか夏場の湿気で蒸れたのもあると思います、手首が湿潤して少し糜爛上になりました。夏場に長袖は単純に暑いですし、保湿になるので良くないのはわかっているのですが、流石に職場や街なかでこのひどい腕を晒す勇気はありません。
と、なんだか大分ネガティブな感想になっていますが、本心はそこまで鬱々としているわけでもありません。今はそれほど体の苦痛を感じず仕事は出来ていますし、一時期に比べたら体感はかなりマシにはなったので、休みの日の散歩なども少し楽しんでおります。
状態がさして変わっていないのもあり、まいどまいど同じような投稿に（文章に）なっているかとは思います。
なんにせよ脱ステは本当に長くて痛くて痒くて苦しくて大変です。こんなに大変な思いをする人が今も何処かにいて、これからそんな思いをする人がまた確実に何処かに居ると思うとどうしょうもない気持ちになります。
はたして脱ステが治療と呼べるのかはわかりませんが、脱ステを含めステロイド治療や自己注射による治療や漢方etc…現在の治療の仕方は多々あると思います。治療法を選ぶのは患者一人ひとり自分自身で決定し、その結果には自分で責任をとらなければいけない。
私はもしかしたらこのまま10年経ってもずっと同じ状態のまま、ひどい状態をさまよっているかもしれません。それかいつか毎日のつらさに嫌気がさして薬を使い始めるかもしれません。でも良くならないからと言って誰か（何か）を責めたところで現状は何も変わりません。
今のアトピーの状態、望む生活の質、やりたい仕事、将来の夢など、いろんなことを考慮した上で今後の治療の仕方や自分の考え方を柔軟に変えることも必要かもしれません。
コメント