今現在、約1年ぶりに顔から滲出液が出ていて、去年の顔の悪化より数ヶ月遅れて悪化がきました。ここ数年、悪化する時期がそれまでとはズレてきていて、今までは春と秋の2回で決まった時期(3月と10月)だったので戸惑います。
「今年は顔の悪化はある程度大丈夫そうだな」と思っていたところでの、現在の浸出液を伴う悪化なので落胆もありました。
ですが、なんとなくですが悪いことだとも思っていなくて。今回は前回の顔の悪化から1年以上経っての悪化だったわけですが、悪化から悪化までのスパンが徐々に離れていって、最後はほぼ悪化のない体になるのかなぁとも感じるのです。この「最後」というのがいつになるのか全く分かりませんし、まぁ希望的観測ですね。
以前見ていた脱ステ患者さんのブログで、「皮膚は完璧な状態に戻るまで何度も何度も悪化を繰り返す」的なことか書いてありましたが、自分にもそんな感覚がたしかにあります。一時的にパッと見はある程度良くなったと思えても、なんとなく皮膚全体が黒ずんでいたり緑がかっていたり、さわり心地がザラザラしていたりキメが粗かったりしている間は、良くなったと思ったのもつかの間に、すぐにボロボロになっていきます。
自分の場合は手のひらと足の裏以外は基本的にどの部位も、いつまたドロドロになってもおかしくないような危うさを感じる皮膚をしています。皮膚がとても薄くて細かく皮が剥けており、キメも粗くて突っ張りもあります。
こうして赤いところがたくさんあると、赤くなっていない部分は普通の皮膚に見えたりするものですが、これでも全く普通の皮膚とは程遠いです。鳥肌状になっていて乾燥もかなり強いです。
それと顔の赤みと炎症がここ半年以上は全く引かない状態で、俗にいう「酒さ」というのでしょうか、朝起きた時は普通の色なのですがしばらくするとポーっと赤くなってきて午前中はずっと赤く浮腫んでいるような状態で、午後を過ぎないと赤みと痒みとかるい目脂、顔全体のツッパリ感が治りません。ただ不思議なことに午後3時くらいになるとそれらが引いてきて見た目もある程度はすっきりして見えてきます。なんとなく、寝ている間のむくみを次の日の夕方まで引きずっているような感覚があります。普通の人でもむくみやすい人はよくあることなのかもしれませんが、それの病的バージョンといったところでしょうか。
皮膚がまだ異常に薄かったり内臓機能などが治っていないからなのかなと感じます。この機能不全の状態で悪化を最低限まで防ぐのが「水分制限」や「糖質制限」なのかもしれません。あれやこれやと制限をかけなければすぐにドロドロになってしまう体なんて出来損ないもいいところです。
自分はお医者さんに言われたところで水分制限はまともに行ってこなかったので、脱ステ医からしたら治す気がないと思われるかもしれませんね。
なんにせよ7年経ってもこの状態です。悪くなっているときに人前に出るのは相変わらずストレスですし、なにかと我慢しなければいけない毎日なので精神的には本当につらいものです。
何度も言っていると思いますがここ7年の自分の人生を振り返ると精神修行そのものです。本当の修行を行なっている人に言ったら笑われてしまうのかもしれません。
それにしてもベッドから起き上がるのも辛い、トイレでズボンを下ろすのも痛い、シャワーを浴びると飛び上がるほど全身が痛い、顔が皮だらけ粉だらけで人前に出ることの恐怖。
まぁこれくらいでと思われてしまうかもしれませんが(笑)やっぱり普通の生活ではなかったです。
これも何度も言っていることですが、これから脱ステを始めようと思っている方、はじめて間も無くまだそこまで酷くなっていない方も、これからどんな症状が現れて生活に支障をきたしてくるかわかりません。長い目で見て自分はやっていけそうか。深くじっくり考えてからこの治療法を選択することをおすすめいたします。
コメント