脱ステロイド経過 5年10ヶ月 (画像あり)

経過画像
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もうすぐ一切の塗り薬をやめて6年が経とうとしています。現在の状態はといえば、相変わらずかなり酷く体のあちこちから滲出液が出ている状態です。

昨年の同じ頃、人生でおそらく一番の悪化をしました。「壮絶な脱ステロイド(経過画像あり)」丸1年経ってまた似たような悪化をしています。これまでは春のはじめに悪くなり、今の時期(6月〜夏場)は1年で一番マシな状態になる季節なのですが昨年からは激しく悪化するのが2ヶ月位遅くなっています。

以下が現在の写真です。

浸出液もいたるところから出ていて、今は特に「額」「首の付け根」「二の腕」「内もも」からの浸出液が多いです。 ただ1年前に1番浸出液が出たデコルテと、約6年前の脱ステ直後に滲出液の1番出た背中からは今回殆ど出ていません。額からここまで滲出液が出る(時たまタラーっと垂れてくるくらい)のはかなり久々です。眉を上げるとかなり違和感(ツッパリ感)があり髪の毛がおでこに張り付くのが不愉快で仕方ありません。

今回滲出液が多く出ているおでこと首の付け根に関してですが、額には最近までずっと赤みがあり1日数回強いかゆみが必ず出ていました。さらに白色皮膚描記症の症状が出ていて、額を指で少し押すと押した部分だけ白くなるというのがずっとあったのでやはり慢性的に赤みが出てるのだろうなと感じていました。顔の他の部位と比べても額だけ状態が悪かったです(赤みを含め突っ張り感や熱感など)。首の付け根も鈍〜い痒みとコリ(と表現していいのかわからないが老廃物が溜まっている感覚)がここ数年ずっとあり毎日首を回したり手で揉んだりするのですがどうにも「揉みたいところ、掻きたいところ」に届いていない感じがあってもどかしかったです。その届かなかった【痒みの元】、ずっと下で燻ぶっていたものがようやく顔を出してきてくれたようにも思えます。もしもこの悪化のあと、額の状態と首の付け根のコリ?が悪化前よりも楽になったとすればそれ(皮下に溜まっていた何かが排出された)が自分の中で確信に変わりそうです。

今の所、自分の考えはアトピーや脱ステ後の悪化というのは体を正常にするための現象であり、それは体内から体外への代謝物の排泄で、落屑や滲出液にのせて代謝物を出すために起こっている(だろう)と考えているので抗ヒスタミン剤や抗アレルギー剤で症状を抑えようとはあまり思いません。症状がキツいからと薬を使って悪化を緩やかにしてしまうと治癒までの道が遠回りになってしまい次の悪化への持ち越しになったりして余計時間がかかってしまうような気がするのです。

そもそも自分は抗アレルギー剤や抗ヒスタミン剤の効果を感じたことがないというのも飲まない理由の1つです。鈍感だからなのか本当に効いていないのか定かでないですが「薬が効いて痒みを感じにくい」なんて思えたことが一度もないのです。

それにしても我ながらよく6年もこんなことに耐えているなとは思います。自分はもともと我慢や忍耐などできるタイプではなく辛いことや苦しいことは大嫌いでした(まぁ大方そうかもしれませんね)。脱ステ脱保湿は私にとって間違いなく人生で一番辛い経験なわけですが、なぜかこんなに辛くても標準治療にはまだ戻る気になれません。

きっと今ステロイドを塗れば6年もやめていたのだからよく効くでしょうし、強いランクのステロイドさえ使えば3日〜1週間もあれば嘘のようにツルツルになるように思います。脱ステを数年続けても良くならず、標準治療に戻った方のブログを見ても、塗ると数日で劇的に綺麗になっているのがわかります。

ですが標準治療に戻っても、数年すれば必ずまた効かなくなり、同じことの繰り返しになるような気がしてなりません。薬を上手に使うというのは、言うのは簡単ですが現状本当に難しいことだと思います。

脱ステから標準治療に戻った方のブログも、暫くして更新が途絶えているのをよく見かけます。といっても全て見ているわけではないので気のせいなのかもしれませんが…

その方々がその後どうなったのか、プロアクティブ療法などでステロイドを使いながらも上手くやれているのか、また依存に戻ってしまっていないか、標準治療に戻ったことを正解だと思っているかそうでないのか、正直凄く気になりますが知ることはできません。

脱ステ患者同士が集まる交流会みたいなのもネットでみるとちらほらやっているようなので体験者の意見を聞いたり自分の体験を話したりして治療のヒントを見つけるために、本当他の患者さんと交流を持ったほうが良いのでしょうが、性格上なかなかコミュニティなどに参加できるタイプではないのでなかなか難しいです。 男は特にそうなのかなと思いますが孤独に一人で耐えてしまいがちかもしれません。

まぁそれはそれということでとりあえず近況でした。記録のためにも他の部位の写真も定期的に載せていきたいと考えています。

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