標準治療か脱ステか(結局どっちもお勧めできない)

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前回も書きましたが自分は脱ステ・脱保湿から4年以上経ってから、物凄い悪化を起こしました。日常生活もままならないほどにです。 脱ステ脱保湿から4年以上たったって、そんなことが起きる可能性があるということです。

4年前から診てもらっている脱ステ専門医(脱ステ患者だけを診て脱ステだけを薦めているわけではないようなのでそうもいえないかも)の話では脱ステ後、かなり寛解していたとしても、そこから数年後に突然再度 爆発的に悪化することは割とよくあることのようです。 自分の場合はまずそこまで良くなった期間はありませんが…

ただ悪化の回数を追うごとに少しずつ範囲や期間、度合いは小さくなっていく場合が多いようです。そう聞けばまだ希望になりますが確証があるわけでもありません。 私のイメージでは脱ステ後の劇烈な悪化の1回目〜2回目で出きらなかった(薬を塗っていたことで蓄積された)何かが一旦息を潜めて何かのきっかけで出てくるような感じです。

辛い脱ステによってようやく綺麗になったと思った皮膚が数年後にまた見るも無惨にボロボロになってしまったら精神的にもボロボロになると思います。 常に、悪化する覚悟が出来ていて大きく構えていられる方なら別かもしれませんが…

もしその悪化のタイミングが自分の人生にとってとても大事な時だったら絶望してしまう場合もあると思います。 場合によってはステロイドを再び使ってしまうようなこともあるかもしれません‥

個人的には薬を使い続ける事も全くおすすめできないし、薬を止めたって満足できる状態にもっていくまで何年かかるかわからないわけだし、結局おすすめできない。根本から治そうとするなら薬(少なくともステロイドやプロトピック)は断たなければならないと個人的には思いますが、1度ステロイドやプロトピックへの依存にまで陥った皮膚が、脱ステや脱保証をしたところで自分の満足できる状態になるまで一体どれくらい時間がかかるのか、そもそも満足できる状態になる保証もあるわけではありません。

それでも自分の自己治癒力を信じて一切の薬を経ってみるか、大きなリスクは避けて少しずつ減らしていくような選択をするのか、生まれつきの疾患なのだからと割り切って薬を使い続けながら画期的な新薬の登場を待つのか‥選択肢は色々あるとは思います。

結局何よりも誰かの意見に従うのではなく、自分自身で考えて考え抜いて正しいと思える選択をするしかないのだと思います。自分で本気で考え抜いてコレだと決めたことであれば後悔はしづらいと思うので。

結局大事なことはうまくいかなかったときに他人のせいにしない(自分で責任をもつ)ということかもしれません。他人の意見に傾倒しすぎず、はっきりと自分を貫いていくことがアトピーに限らず様々な疾患を乗り越えていくための1番の方法だと今は感じます。

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