脱ステ後の痒みと痛みと浸出液

アトピー
スポンサーリンク

皮疹が強く出ているときは痒みと痛みが半日周期で交互に訪れている感じで、夜寝る頃になるとものすごいかゆみで全身を掻きむしってしまいます。そして朝起きる頃になると今度は掻き壊した場所が痛くて仕方なく、日中はずっと掻き壊した部位が痛くて動かし辛い状態が続きます。夕方になるとようやく傷が塞がってくるからか楽になるのですが、夜になるとまた猛烈な痒みに襲われて掻きむしるという負の連鎖になっています。二の腕と内腿が顕著でかれこれ1年位そんな状態です。

ずっと傷口が開いていて浸出液が絶え間なく出ているわけではなく、塞がっては掻破し塞がっては掻破しを繰り返していて、基本的に掻き壊してしている時に浸出液が出てきて、それが大体夜遅くです。朝起きるとリンパ液がTシャツにかなり黄色く染みていてビックリすることがあります。痒いときは傷口がかなり大きい糜爛になってベロベロになっていても全く痒みは収まらず、体が勝手に皮膚の奥にあるものをえぐり出そうとしているような感覚があります。外からの刺激などで痒くなるのとは明らかに違います。内側からすさまじい痒みがこみ上げてきます。

思い返すと脱ステ脱保湿後、数年間はそれほど浸出液は出ていなかった記憶があります。人によってはポタポタ垂れるくらい出てくると聞いたこと(読んだこと)がありますが、自分の場合はせいぜいシャツにしみてくる程度でした。量は少ないといえ体が内側からジメジメ湿ってくるような、蒸気が出てくるような感覚は不快そのものでしたが。

もしかしたらポタポタ垂れるくらいに大量に浸出液が出る人のほうが治りが早いのかもしれません。それだけ代謝がいいというか、外に出す力が強い人なのかもしれません。
「ステロイド多用によって体に溜ってしまった何かの排泄が脱ステだとするなら浸出液にのせてそれを早く出したもの勝ち」なのかもしれません。
これだけ経ってもひどい悪化をする私の場合は、異物を外に出す能力がもともと低いか、薬の使い過ぎで排出能力が衰えてしまっているのかもとも思っています。

コメント