「アトピーと糖質制限 その3」ミックスナッツ生活から半年

糖質制限その3 アトピー
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主食を全てミックスナッツに変えた、雑な糖質制限から6ヶ月。「夜中の気味の悪い感覚」の消失

糖質制限を始めて6ヶ月、半年以上経ちました。
前にも書きましたが米、パン、砂糖、そばうどん等、主な炭水化物をすべてミックスナッツに置き換えた、雑で半ばヤケクソ気味な糖質制限です。カロリーは全く気にしていないのでこれはこれでどうなのかという感じなのですが一つずつでないとできないタイプなので。

もう食後に眠気を感じることは一切なくなったので血糖値は安定しているかと思います。そのおかげなのか、夜間の猛烈な痒さで明け方まで眠れなかったのがある程度改善され、現在は1時ごろには寝れるようになりました。

それと、これまでは夜中に異常な痒さに加えてものすごく不快な感覚がありました。表現が難しいのですが、体の中で黒くて悪い何かがずっと這いまわっているような苦しくて本当に気味の悪い感覚です。毎夜毎夜その不快感に、ベッドの上で体を仰け反らせながら唸っていました。うなり声を上げないと苦しくて仕方なかったです。
それが現在は嘘のようになくなり、全身の痒みはあるものの、夜中に唸ってしまうことはなくなりました。これが果たして糖質制限と関係があるのかわかりませんが、消えたタイミングを考えると関係ありそうです。
あまりに多くの体に悪いものを摂取しすぎているのを体が教えてくれていた可能性はあります。

別に糖質制限には、体を短期間で劇的に変える力があるわけでもなくて栄養(特に砂糖)のオーバーフローをある程度防げるだけだと思っています。普通なら脂肪に変換されるであろう取りすぎた栄養素は、自分の場合脂肪に変換できずにすぐ排泄してしまう体質なのだと思います(アトピー体質は大体そうかも)。花粉症でいうバケツ理論、私は既にバケツからだだ漏れ状態だったのかもしれません。毎日食べ過ぎで満腹中枢が壊れた状態から、まともな感覚を取り戻すために私のような人間にこの方法はあっていました。おかしくなっていたであろう味覚も元に戻り、お菓子を食べなくても例えばカシューナッツなどの食べ物本来の甘みなどをかなり感じることができるようになり、僅かな糖質で満足できるようになりました。

今回の皮膚の悪化は小さく済みそう。浸出液は無し。

現在2月初旬、皮膚がかなり悪くなっています。
最近は割と快適な日々を過ごせていましたが、糖質制限をしたところで定期的な皮膚の悪化はやはりくるようです。


ももの内側がとにかくひどくて、夜中に猛烈な痒みに襲われ掻き壊すため、日中は痛みが激しいです。
夜に掻いたところが昼間痛くてしょうがない、というと完全に自滅しているみたいですがこれは通らなければならない道だと思っています。これを痒み止めや強めの抗アレルギー剤で抑えたところで、結局はステロイドを使っていた時と同じ先延ばしになってしまうと感じます。痛くても痒くても体の赴くままにしてやることが最善だと、経験から確信しています。

数年前から定期的に華々しく湿疹が出るようになった箇所から、また湿疹ができて多少の糜爛も形成されています。とはいえ今の所浸出液はほとんど出ておらず、これまでの悪化に比べるとかなり楽です。脱ステ開始から暫くは春と秋で年2回、苦しいリバウンドが起きていました。それが3年前くらいからつい半年前くらいまで、ずっと全身の症状が酷い日が続いていました。

半年前から食生活を変えてからはどんどん湿疹は減っていき、アトピーっぽい皮膚は健在ですが最近までわりと快適な日々を送れていました。
ですが2週間ほど前からほんの少しずつ悪化の兆しが見え始め、みるみる湿疹が増えてきて最近は鼠蹊部に糜爛もできました。ただこれ以上悪化する感じはなく、しばらくこの状態が続いたのちに改善に向かう感覚です。あくまで感覚ですが。

もし感覚通りこのまま改善に向かうなら、やはり食生活の変化は効いていると思います。

当たり前のことなのでしょうが、悪化因子の摂取を最低限に抑えることはアトピー改善に効果があると言っていいと思います。

ただ何故なのか、皮膚が悪化している時には糖質(甘いお菓子やジュース)を体が欲します。特に清涼飲料水(サイダーやアクエリアス)が異常に飲みたくなります。1年半前くらいにとんでも無く悪化している時も同じで、その時はサイダーをガブガブ飲んでいた記憶があります。
身体的、精神的ストレスからきているのかと思っていましたが、単純に体が欲している感覚もあります。
皮膚が全身的に悪くなると体が疲弊し、すぐにエネルギーに変わる糖質(飲み物の場合はすぐに吸収されるので)を欲するのかもしれません。だとすると糖質制限中の今は、体に更に負荷をかけていることにもなるかもしれません。

なんだか最近は自分の意識と体というのが別物のように思えてきて、自分の体にはさんざん悪いことをしてきたなと申し訳ない気持ちにもなってしまいます。できるだけ体の声を聞いてあげられるように、何を体が望んでいるのか理解できるようになりたいなと思っています。







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