アトピー悪化時の患部の蒸れと布団のカビ

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現在、久しぶりに大きめの悪化をしていて思い出したことです。悪化をしているときの患部の皮膚の湿気がすごいのです。以前「敷き布団のウラ側がカビる」ということを書いたのですが適当に書きすぎたので削除していました。この敷き布団の裏側が毎回カビていたのも、悪化時のムレ(体から出る蒸気)が原因だったと思っています。

このムレは脱ステロイドをはじめてから顕著に感じるようになり、加えてこれがものすごく不快なんです。薄着にしてなるべく空気が通るようにしていても、服に接している部位(特に胸・脇・背中・股関)がムレムレになっていることがあります。夏場は衣服もかけ布団も薄いからまだいいのですが、冬場だと厚めの掛け布団をかけているからか布団の中がすぐにムワッっとしてきて、その布団を捲ると汗とも浸出液とも言えないイヤーな臭いがしてきます。そして敷き布団をひっくり返すとちょうど背中の部分が結露でびしょびしょになっています。特に脱ステ開始から2年目くらいまではコレがひどくて、寝ている間中全身から常に臭い湯気が出ているような感覚がありました。そういう体質になってしまったのかと思っていましたが、皮膚が良くなると蒸れは全くなくなるので、コレは悪化時特有の皮膚の反応です。ここ4年くらいの間は、白い敷き布団を3ヶ月くらい使うと気付かぬ間にオモテ面が浸出液で黄色くなっていて、ウラ面はカビで黒い斑点ができていました。なので安物の布団を頻繁に買い替えていました。ですがここ半年は、調子がある程度良かったからか布団のオモテ面は白いままだし、ウラ面も全く黒くなりませんでした。そして2週間くらい前にまた大きめの悪化がはじまり、またしても布団のウラ面が結露で濡れるようになりました。今の所浸出液は殆ど出ていないので、オモテ面が黄色くならないのが気分的に救いです。

不感蒸泄といって、健常者でも常に皮膚と呼吸から水分が蒸散していますが(健常者の皮膚で1日600ml)、脱ステ後の悪化時にはこの量がかなり増えているのではないかと思います。それに加えて血の滞りや様々な要因で患部の表面の温度が高くなっていて(患部は熱感が強い)、蒸気として放熱させているように感じます。

皮膚がボロボロの状態だと体温調節ができなくなります(悪化しているとき、夏の暑い場所でもゾクっと寒気を感じたり、冬の暖房の効いた部屋では顔が真っ赤にほてるほど熱くなるので)。皮膚が悪くなると熱をうまく外に逃がすことができなくなり、皮下にこもってしまう感覚があります。それが赤みや猛烈な乾燥を引き起こしているのだと思います。脱ステ医はよく水分制限が有効だと仰っていますが、余分な水分を摂らないようにすると熱が発生しにくくなるのかもしれません。東洋医学系の方が「アトピーは水の病気」と言っていたと思いますが、脱ステ後は摂りすぎた水分が体内で悪さをしやすくなるのかと思います。

コメント

  1. ポッキー より:

    もしかして布団はフローリングに直に敷いてますか?もしそうだとしたら布団と床の間に除湿シートをかませると良いですよ。これだけで全然違います。アマゾンで
    3000~4000円で売ってるのでお試しあれ。

    ブログ見やすくなりました。
    ありがとうございます

    • datsusuteart datsusuteart より:

      ポッキー様
      いつもコメントを下さりありがとうございますm(__)m

      一応すのこベッドの上に布団を敷いているのですが、それでも気がつくと裏が黒い斑点になっています(汗)

      調べましたがこんな便利なものが売っているんですね。無知で全く知りませんでした、早速買います。

      こちらこそ、こんな文章も内容も稚拙でグロテスクなものを見てくださってありがとうございます。なかなか同じような脱ステをされている患者様に役に立つものは書けていませんが、自分なりに感じたことを素直に綴っていくつもりです。