「喉元過ぎれば〜」なんてことを前回書いたばかりですが、それも束の間、また生活に支障が出るくらいに悪化しています。どうしてこう、「そろそろ良くなってくるかな」と淡い期待を抱くとすぐに絶望させられるのか。脱ステ後は何百回同じことを繰り返しているかわかりません。
膝裏が痛すぎて歩き方がぎこちなく…
今は膝裏を中心に悪くなっています。そもそも足に関しては脱ステ後から全体的に色が改善されておらず(緑がかったようなどす黒さ)、皮膚の質感も他の部位に比べて悪いです(ザラザラゴワゴワ)。
膝裏に強い炎症が起きるとベッドから起き上がったり、車の乗り降りすらかなりしんどくなってしまいます。歩くときも膝を完全に伸ばすと亀裂が裂けて痛いので、常に足をちょっと曲げたぎこちない歩き方になります。傍から見たら足を怪我しているように見えていると思います。
以下、現在の足の画像です。今回もかなり見ごたえのある写真になってしまいました。
まぁ3枚くらいにしておきます。膝の前面はそれほどではないのですが、内側がとにかく酷いです。
悪くなっている炎症部分の湿気が増してジメジメしています。
そういえば腐った魚のような嫌な匂いがし出すのも湿ってグジュグジュになっている箇所からです。
幸い今回は魚のような生臭いにおいはしていません。もしかしたら少しはしているかもしれませんが自覚できるほどではありません。
数年前は皮膚の見た目だけでなく臭いにまで異常が出てきましたが、症状のバリエーションが少なくなってきたのは多少は前進しているということかと思うことにしています。
体調の悪い状態がデフォルトになるということ
こうして足が酷く悪化すると、生活の色々な動作に影響するのでかなりのストレスです(足に限らずですけど)。
でも脱ステをはじめてからというもの、全く自分の体にストレスを感じなかった日なんて正直1日もありません。
程度の差はあれど、毎日どこかしらが痒くてどこかしらが痛いというのは7年以上変わっていません。体の痒み痛みがマシな時はあっても、それはただ酷い状態の時に比べてマシだということだけです。
ですが寝つきが悪いのも、朝あちこちが痛くてパッと起きられないのも、膝裏の亀裂が痛くてまともに歩けないのも、慣れてしまうとそれが当たり前だと思うようになってしまいます。
自分の中で当たり前にはなりつつも「人よりも外見が醜い・人よりも不健康」だという自覚は持ち続けているので自己肯定感はどんどん低下していきます。
健常者のようになれないのは自分が薬を塗り続けてしまったせい、薬を止めてからの自分の努力が足りないせいだと自分を責めるようにもなります。少なくとも自分はそうです。
インフルエンザなんかだったら一定の期間で治るものなので、どんなに辛かったとしても耐えることができます。
でもこういう病気の場合、拗らせると完全に出口の見えないトンネルになってしまうので一喜一憂を数えきれないくらい繰り返したのち、半ば絶望してしまいます。アトピーがひどくて自ら命を断つ人がいるのも正直納得してしまいます。
ゴールが見えない、感じられないというのは本当に辛いものです。
どれだけ待てば良くなるか全くわからないのに、希望を持ち続けて頑張るというのは非常に難しいと思います。
脱ステから7年以上も経っていて、尚且つまだまだひどい悪化を繰り返しているのにも関わらず他の治療法を考えていない自分は、正直ちょっとおかしいのかもしれません。
それでもやっぱり脱ステ後の自分で見ても気味が悪いと思えるほど、内側に溜まったモノが吹き上がってくるような大量の湿疹と滲出液は異常でした。
本来のアトピー性皮膚炎とはどう考えても違う自分の症状を見て、できるだけ薬は使わないでいることが1番良いと確信できるから続いているわけですが、それでもこんな仕打ちはあんまりだと思うことは多々あります。
相変わらずまとまりませんが、今回は以上です。
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